雇い主側から見た違い
契約社員の場合、労働者と直接契約することになるので社会保険への加入の負担や、雇い入れる際の採用活動のコストがかかります。
一方派遣社員の場合、派遣会社から条件にあう人材が派遣されてくるので採用活動のコストが少なく、社会保険等の負担も軽くなります。しかし、派遣会社へ支払うマージンが発生したり、良い人材であっても自社の社員ではないので引き止めにくかったりする点はデメリットといえるでしょう。
派遣社員と契約社員はどっちがオススメ?
こんな人には派遣社員がオススメ
プログラミングなどの特定スキルがある人や、ひとつの職場にとどまりたくないと思っている人には派遣社員がオススメ。
勤務先との間に派遣会社が入っているので、雇用条件についてのトラブルなどがあったとしても、直接雇用より負担は軽いといえます。
こんな人には契約社員がオススメ
将来的に正社員になりたい人、働きたい職種より働きたい職場が決まっている人には契約社員がオススメ。
就職活動や契約条件の交渉などの手間はかかりますが、勤務先と直接契約しているので交渉次第で好条件で働ける場合もありますし、将来的に正社員として登用される可能性もあります。
また法改正により、同じ会社で通算5年以上契約社員として雇用された場合、有期契約から無期契約に切り替えることができるようになりました。契約社員の方が派遣社員より同じ会社で長く働くことができるといえるでしょう。
契約社員、派遣社員、正社員の違いまとめ
自分にあった働き方を選ぼう
長く安定して働きたい場合は正社員、期間を限定して直雇用で働きたい場合は契約社員、スキルを活かして様々な職場で働きたい場合は派遣社員を選ぶと良いでしょう。
自分のライフスタイルや気持ちにあった働き方を選べると良いですね。