契約社員として働くデメリットは?
契約更新できない場合がある
契約満了時、自分が契約更新を希望していても、会社にその意志がなければ契約の更新はできません。つまり、職を失ってしまうというリスクがあります。
逆に会社から契約を更新したいと言われても、自分が更新したくないと思っていれば断ることができるので、嫌な会社を辞めやすいともいえますね。
責任ある仕事は任されない場合が多い
契約社員は契約期間が終わると、契約更新せずに退職してしまう可能性があります。そのため会社としても、責任ある仕事は任せられないと思っている場合が多いです。責任ある仕事をしたいと思っている方にとっては、デメリットといえます。
しかし逆に「責任の重たい仕事はしたくない」という人にとっては、メリットになるかもしれません。
退職金がもらえない
契約期間しっかり仕事をしても退職金がもらえないことがほとんどです。
東京都産業労働局の「平成27年度 契約社員に関する実態調査」によると、84.1%の事業所が「退職金制度なし」と回答しています。
参照:東京都産業労働局
社会的な信用が低い
契約社員は契約が更新されない可能性があるため、正社員に比べて雇用の安定性が低いといえます。そのため社会的信用が低く、住宅ローンやクレジットカードの審査に影響が出ると考えられます。契約社員であることが不利にはたらく可能性があるので注意しましょう。