エントリー前に会社名がわからない
派遣の求人は会社名がわからないのが一般的です。長く働く可能性がある会社の名前が応募前にわからないのはちょっと怖いですよね。

面接がある
書類選考や筆記試験、面接が行われる場合が多いので、「派遣は面接がない」という意識の人は注意が必要です。

紹介予定派遣から正社員登用される確率は?

「はたらこネットユーザーアンケート」の調査結果によると、紹介予定派遣で働いたことがある人のうち、59%が直接雇用になっています。

しかしその内訳は、正社員26%、契約社員22%、パート・アルバイト11%となっており、半数以上が非正規雇用として直接雇用されているのが実態です。正社員になれる確率が高いとはいえません。

参照:はたらこねっと ユーザーアンケート –紹介予定派遣について

紹介予定派遣の面接について

紹介予定派遣は採用面接が可能

通常の登録型派遣は企業が人材を選ぶことは禁止されているので、面接は行われません。しかし紹介予定派遣は直接雇用を前提としているため、事前面接を行うことができます。履歴書や職務経歴書による書類選考や面接を実施するケースが多く、面接に備えた事前準備が必要です。

一般的な企業の面接との違い

一般的な企業の面接は、直接雇用するための面接です。いったん採用すると、会社都合での解雇は難しいので厳しい基準で採用面接が行われます。

しかし紹介予定派遣であれば、面接だけで判断する必要がありません。派遣期間に仕事ぶりをみて判断できるので、一般の面接より低い基準で面接を通過できる可能性が高いといえます。

紹介予定派遣の面接を乗り切るためのコツ

低い基準で採用しているといっても、面接対策は必要です。志望動機、経歴、前職の退職理由など一般的な面接できかれることは答えられるようにしておきましょう。企業リサーチを行ったり、身だしなみを整えたりすることも大切です。

紹介予定派遣ならではのコツとして、派遣元の担当者に相談するという方法があります。すでに派遣スタッフが就業していればノウハウがあるでしょうし、派遣会社によっては面接練習を行ってくれることもあります。「派遣である」ということを活かして、面接を乗り切りましょう。